オリーブオイルは飲むと効果的?!選ぶなら「バージンオリーブオイル」がおすすめ

1.健康効果が高いオリーブオイル

オリーブオイルは、良いオイルと言われる中でも有名な油です。原料は地中海沿岸で作られたオリーブで、実から絞って得られたオイルを「オリーブオイル」と呼んでいます。オリーブオイルはオリーブのフレッシュジュースのようなもので、とてもフルーティーな香りが特徴的です。

オリーブオイルと聞くとイタリアをイメージしがちですが、実は生産量1位はスペインで、次にイタリアがランクインしています。ワインのように、オリーブオイルも産地や栽培方法で味が変化する個性を楽しむこともできるため、料理に合わせて選ぶのも楽しいでしょう。

オリーブオイルの健康効果はさまざまあり、抗酸化作用や動脈硬化の予防などに効果的です。オリーブに含まれる「オレイン酸」には抗酸化作用があり、活性酵素から体を守ってくれる働きがあります。さらに、コレステロール値を抑えてくれる働きもあるため、善玉コレステロールは減らさずに、悪玉コレステロールを減らす効果も期待できるでしょう。

悪玉コレステロールが減ることで、血液もサラサラになり、脳卒中などの予防にも繋がります。また、腸内を刺激してくれるので、腸内環境の改善も期待でき、便秘解消にも期待できるでしょう。

 

2.オリーブオイルの種類

国際オリーブオイル協会によって定められたオリーブオイルの種類の中で、一番有名なのが「バージンオリーブオイル」です。「バージンオリーブオイル」とは果実をそのまま絞ったオイルを指し、さらに4つの等級に分けることができます。そのうち、一般的な食用として使われる「エクストラバージンオイル」と「ファインバージンオイル」は香りが高く、化学溶剤を使わず、高熱処理されていないため、オリーブオイルならではの風味を楽しむことができるでしょう。

「精製オリーブオイル」は、不純物があるものや香りが強いものなどを精製することによって酸度を低くしたもので、オリーブオイルが持つ風味や栄養素が損なわれています。

「ピュアオリーブオイル」は一般的に販売されており、比較的安価で購入できるオイルです。精製オイルとバージンオイルをブレンドしていることが特徴で、オリーブの香りが少ないこともあります。

良いオイルを取るためには、「バージンオリーブオイル」と表記されたものを選ぶと良いでしょう。

 

3.オリーブオイルを飲む効果とは?

良いオリーブオイルは、そのまま飲むことで、栄養素を逃さずに体に取り込むことができます。そのまま飲む場合は、1日の目安大さじ2杯までにしましょう。食前に飲むことで腸内活動を促進してくれる効果もあり、特に朝食前に飲むことがおすすめです。

朝食に飲むことができない場合は、夕食の1時間前に飲むことで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防いでくれる効果も期待できます。食事と一緒に取ると、食べ物とオイルが混ざり、体に吸収されやすくなる可能性もあるので、食事の前に取るようにしましょう。