体に良いオイルとは?良いオイルを摂取するメリット

1.人間の体に必要なオイル

オイルは毎日の生活で必要になる大切な栄養素のひとつです。オイルの中にも体に良いものとあまり良くないものがあり、日常的に使用するオイルを選ぶことが大切になります。

人間のエネルギーになる油は、一般的に人間の細胞を作るための大切な構成成分です。油は「脂質」と呼ばれる栄養成分で、良質な油を取り入れることで良い細胞膜を作ることができます。

脂質の種類によっては人間が作り出すことができないものもあり、「必須脂肪酸」と呼ばれています。必須脂肪酸は「オメガ3」と「オメガ6」があり、これらは食事から取り入れる必要があるでしょう。必須脂肪酸は良質な油と言われているため、健康な体になるには、これらの油を摂取することがとても重要です。しかし、体に良い油と言われているからといって、過剰摂取してしまうと栄養バランスが崩れてしまい、良い油の効果を発揮できないでしょう。

「オメガ3」と「オメガ6」を摂取する場合は、バランスに気をつけて摂取することが大切になります。「オメガ3」の1に対して、「オメガ6」は1〜4の間で調整することが必要です。バランスが崩れてしまうと、老化を早める他、病気のリスクも高くなるので注意が必要でしょう。

 

2.体に良いオイルを摂取するメリット

必須脂肪酸である「オメガ3」や「オメガ6」を摂取することにより、体内のエネルギーを効率的に作ることが期待できます。エネルギーを多く使用する脳への機能向上や、認知症などの予防効果もあり、老化防止に繋がるでしょう。さらに、摂取する油によっては生活習慣病の予防や代謝の促進などの効果も期待でき、老化予防だけでなく、体の内側から健康になることができます。

油は女性にとって大切な栄養素であり、ホルモンバランスや自律神経を整えることも期待できるため、良い油を意識的に摂取することをおすすめします。細胞膜を形成してくれる効果もあり、肌を若々しく保つ効果も期待できます。

しかし、良い油と言っても、正しい摂取方法やそれぞれに合わせた量に注意しなければ、逆効果になることも考えられます。オイルの種類や量にも注意することが大切です。

 

3.どんなオイルがおすすめ?

良い油と言われているオイルにはさまざまなオイルがありますが、中でも「オリーブオイル」は、多くの人が知っている良い油のひとつでしょう。美肌効果があることで人気です。他のオイルと比較すると、オレイン酸が多く含まれています。空腹時にオリーブオイルをスプーン1杯摂取すると、便秘効果に期待できると言われています。

「ライスオイル」と呼ばれる米ぬかからできたオイルは、最近話題となっているオイルです。スーパーなどでも購入できるようになりました。紫外線を吸収し、肌を保護してくれる働きがあります。悪玉コレステロールを下げてくれるため、腸内環境を整えてくれる効果が期待できるでしょう。食用としてだけでなく、化粧品にも使われています。