食べるオイルに対するイメージ
料理に使うような、液状のオリーブオイルは想像がつきやすいです。しかし、食べるオイルと言われると、なんとなく体に悪そう、太りそう、というマイナスなイメージを持っている人も少なくはありません。
確かに、オイルを単純に和訳すると「油」という意味になるため、そう捉えられても不思議なことではありません。ですが、オイルと言っても沢山の種類があります。その中には、積極的に摂ってほしいオイルもあれば、避けた方がいいオイルまで様々です。
何故オイルが美容や健康でいいのか
私たち人間の体に必要とされているエネルギーや栄養素が存在します。それは、糖質、脂質、タンパク質です。これら3つは総称して、三大栄養素とも呼ばれます。
そのうちの脂質ですが、これを構成しているのがオイルの成分の1つでもある脂肪酸です。脂肪酸とは簡単に言うと、単純脂質や複合脂質が分解されてできた物質のことです。
必須脂肪酸は体内では作ることができず、食事などを介してからでないと取り入れることができません。そのため、健康面でも良いとされているオイルを積極的に摂ることによって、この必須脂肪酸を取り入れ、健康や美容の面が各段に向上するとされています。
オイルと言えば、美容オイルのように塗るタイプのものは数多く販売されています。ドラッグストアやエステサロンなどで簡単に入手できるほど身近です。
外側からオイルを体に塗るのも、肌には良いとされていますが、健康や美容は内側からと言われるように、食事で摂取することにより、さらに効率的にオイルを摂取できます。
食べるオイルのレシピ
食べるオイルレシピの一つとして、ドレッシングにして様々な食材と組み合わせるレシピがあります。
ドレッシングと言えば油分が多く体に悪そうだと考え、避けている人もいます。
ですが、オリーブオイルを使用して作ったドレッシングは、健康的かつどんな食材とも相性が抜群です。
材料(4人分)
生姜10g
ニンニク2片
ネギ(好みで白でも青でも可)25g
ちりめんじゃこ20g
唐辛子適量
塩1つまみ
オリーブオイル100ml
まずはニンニクと生姜、ネギをみじん切りにします。みじん切りにし終わると今度はフライパンにオリーブオイルをしき、弱火で温めます。
ある程度フライパンが温まると、そこにニンニクを入れます。
ニンニクの香りが立ったくらいで中火にし、生姜とネギを入れてしっかりと炒めます。
材料が全体的にしんなりしてきたら再び弱火に戻してちりめんじゃこ、唐辛子、塩を入れてさらにじっくり炒めます。
5分程度炒めたらフライパンからおろし、粗熱を取ります。粗熱が十分に取れたら清潔な容器に入れて完成です。
ドレッシングなのでサラダはもちろん、カルパッチョやパスタ、チャーハン、冷奴などにかけて食べるだけなので、手間いらずです。
もちろん、パンとの相性も良いため朝食としても大活躍します。
また、もっと和風テイストのものが好きな人は、かつお節や醤油を入れることで、また違った風味に早変わりします。